第10回日本リーグ

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DECADE INTRODUCTION

1976

WOMEN
女子

第10回日本リーグ

第10回日本リーグ

1強5弱との予想どおり、日立が失セット2の快進撃、6度目の優勝を手にした。「5弱」といわれた他チームでは、ユニチカ貝塚が横山樹理のスパイクと石川嘉枝のブロック、加えて水原理枝子の活躍で2位に入る健闘を見せた。また、三洋電機群馬も北島通子、前田悦智子を復帰させ、両ベテランがその力をいかんなく発揮し、3位に食い込んだ。
岩原豊子が闘志をむき出しにしてチームをリードしたヤシカは、一時、2位を争ったが、結局、5位に終わった。
このリーグでMVPに輝いたのは、日立の会田きよ子。レフト、ライトとどこからでも打ち、移動攻撃も行うなど大車輪の活躍。敢闘賞はドン底の三洋をAクラスに導いたスパイク決定率第2位の前田が手にし、世界に通用する高さをみせつけた。
新人賞に輝いたのは、日立の江上由美。攻撃力は今ひとつだったが、ブロック力は抜群。次回以降に期待を抱かせる活躍を見せた。
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