第4回日本リーグ

V.LEAGUE

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DECADE INTRODUCTION

1970

WOMEN
女子

第4回日本リーグ

第4回日本リーグ

空前の盛況を見せた男子に対して、女子はやや尻つぼみの感があった。
優勝候補の筆頭と目されていたヤシカが、小野沢愛子、陣内博子の欠場もあって、今ひとつ振るわなかったことも原因のひとつだった。ヤシカの不振により優勝はユニチカ貝塚と日立武蔵との争いになったが、小島監督の采配のうまさが光った。対戦相手によって戦法を細かく分析、巧みに戦い、ユニチカが早々に優勝を決めた。また、レシーブとブロックが徹底して強化されていたことも勝因の一つだった。一方、2位の日立もカムバックした生沼スミ江を中心に健闘したが、中堅が伸び悩み、ピンチのときの決め手の無さなどが原因で優勝を逃した形となった。
選手の中で目立っていたのが倉紡の白井貴子。スパイクの威力は女子バレー界随一で、どんなトスでも相手コートにたたき込む迫力があった。女子の中では唯一観客を呼べる選手との評価を関係者が下すほど、抜群の活躍をみせたが、チームは5位に低迷した。
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