第26回日本リーグ
第26回日本リーグ
この年の日本リーグは若い力の台頭で沸いた。富士フイルムに青山繁、南由紀夫、清水克彦、成田貴志、松下電器には宮崎謙彦、東レには内定選手で出場した泉 川正幸など新人の当たり年。その中でも新人3人をレギュラーに使った富士フイルムは久々に優勝争いに絡み通常リーグを新日鐵と同率で通過した。四強による 2回戦総当たりのリーグ戦(勝敗持ち越さず)では、1週目で若さを見せて東レに敗れたものの、ライバル新日鐵に快勝し、2週目以降は他チームの追随を許さ ず5年ぶりの栄冠を勝ち取った。富士フイルムの山田監督は就任1年目で優勝に輝いたのだった。
MVPには新人の青山が選ばれたが、バルセロナ・オリンピックに出場した新しい顔たちが大活躍したリーグであった。
MVPには新人の青山が選ばれたが、バルセロナ・オリンピックに出場した新しい顔たちが大活躍したリーグであった。