第17回日本リーグ

V.LEAGUE

バレーボール国内リーグ
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DECADE INTRODUCTION

1983

MEN
男子

第17回日本リーグ

第17回日本リーグ

開幕当初から波乱含みのゲームが目立つリーグだった。優勝を決めたのは全日本選手を6人も持つ富士フイルムであった。粘りのあるレシーブと、スピード豊かなコンビバレーで他チームを圧倒し、完璧に近いバレーボールを展開した。
富士フイルムを追ったのは、前年優勝の強豪新日本製鐵、猛打賞を受賞したルーキー奥野浩昭を擁するサントリー、それに松下電器、日本鋼管も加わってのダンゴ状態が続いた。決着は最終戦前日にサントリーを下した富士フイルムが優勝杯を手にする形でついたが、まれにみる見応えのあるリーグだった。
富士フイルム対サントリーの一戦は、1セット目から一進一退の攻防が続き、白熱戦が展開された。1-1とセットカウントがタイになったあとの第3セットで、13-14と苦しい立場に追い込まれた富士フイルムだが、蘇武幸志のサーブポイントを機に逆転勝ち。第4セットもサントリーを抑えてVをものにした。 2位は新日鐵、3位松下電器と4位サントリーはセット率の差で決まった。
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