第12回日本リーグ

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1978

MEN
男子

第12回日本リーグ

第12回日本リーグ

前回、連続優勝記録を日本鋼管にはばまれ、記録を“4”で阻止されてしまった新日本製鐵が日本鋼管に2勝し、王者に返り咲いた。
新日鐵の勝因は、まず勝つことに対する執念であろう。キャプテンの田中幹保を中心に、今リーグの新日鐵は王座奪回に目の色を変えていた。戦力面でも、ブロック賞を取った田中幹保をはじめとする小田勝美、岩田稔の“鉄のブロック”はセット平均6・71をマーク、他を完全に圧した。
前回優勝の日本鋼管は故障者が続出して自滅。嶋岡健治、丸山孝、花輪晴彦、加藤豊を欠いては話にならない。屈辱のBクラス落ちした。特にブロックの落ち込みが目に付いた。
その他のチームでの特記事項としては、松下電器の看板プレーヤー・横田忠義の引退。入れ替わるように、専売広島の青山信夫、村上情次、南正義、富士フイルムの山田修司ら、新人、若手の台頭が目立ったことがあげられよう。
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